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鹿児島産業保健推進センター メールレター第107号 2012/02/01
発行:鹿児島産業保健推進センター 所長 川元孝久

基幹相談員 (担当分野:メンタルヘルス) 福迫 博
早ければ,昨年4月からの事業者健診に導入されようとしていた4項目の質問事項は一旦撤回になったようだ。昨年10月下旬に久しぶりに参加した日本精神神経学会のメンタル健診関連シンポジウムで,「ストレスチェック」は原発の負のイメージがあるという政治家の発言で「メンタル健診」になる方向で調整されていると聞いた。しかし,健診のハードルの高さは並大抵ではなかった。①職域健診の守秘性が十分に確保されること,②啓発活動により,うつ病だけでなく,双極性障害,統合失調症,広汎性発達障害など精神障害全体に関する知識理解を職域が持ち,偏見の助長にならない配慮,③質問紙でのスクリーニングだけではなく,治療導入を踏まえた支持的・共感的態度を持った診断・評価面接を実施。質問紙,面接は,信頼性と妥当性のある方法を採用,④治療導入後および休務から職場復帰後における医療機関と職域の連携体制を確立という4項目の前提条件が必要である。前提条件を具体化するための方策については記載しないが,健診実施は難航しそうだなあと感じた次第です。

当センターでは、産業保健に関する図書、ビデオ・DVDを無料にて閲覧・貸出ができます。是非ご利用ください。
(図書:7-135,労働調査会,2011年,130貢)
【内容】
横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長の山本晴義先生が、24時間以内に返信をしている「勤労者メール相談」。本書は、その多くの相談事例の中からテーマ別にセレクトした約30事例を紹介し、それぞれの事例についてメンタルヘルスの実状と対策を解説していいます。
(DVD:5-50,独立行政法人 労働者健康福祉機構,75分)
【内容】
石綿とはどのような物質で、どのように国民生活で使われ、どのような健康被害を引き起こしているか?そのアウトラインを解説しています。
※「診断画像アーカイブス」はPCでの閲覧データです。DVD対応プレーヤーでは、閲覧できません。パソコンにてご覧ください。
平成24年2月1日~平成25年3月31日までの期間限定の貸出になります。


すべてのセミナーにどなたでもご参加いただけます。
(特に標記のない時間は、14:00~16:00,場所は光健ボイスビルです)
詳しくは、こちらをご覧ください。→会場変更のお知らせ
▽ 2月3日(土):長時間労働者の面接指導【小田原先生】
▽ 2月7日(火):放射線測定器の取扱いについて(簡易な実技)
定員20名 【林先生】
衛生管理者、産業医対象ですが、産業医認定単位はありません。
▼ 2月10日(金):対人関係に悩む人のメンタルヘルス【久留先生】
3月16日(金)に変更になりました。
▽ 2月15日(水):自殺とうつ病-医療機関における自殺事故も含めて-【長友先生】
出水郡医師会立第2病院 18:30~20:30
▽ 2月22日(水):「働く人」のライフサイクルとメンタルヘルス【長友先生】
3/9(金)、3/21(水)は、THPレベルアップ研修を兼ねています。
▽…産業医対象で、産業医認定単位があります。
▼…衛生管理者、産業医対象ですが、産業医認定単位はあります。
○…保健師対象ですので、産業医認定単位はありません。

内容⇒http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html
当推進センターで初めて、放射線に関する一般知識の講義後、複数のシンチレーションサーベイメータを用いて、環境レベルの空間γ線線量率を 受講者の方が実際に測定することによって、その測定方法を学んでいただ くための研修です。
申込等⇒http://sanpo-kagoshima.jp/information/news/post_70.html
基調講演「産業医から見た企業におけるメンタルヘルス」 (講師:産業医科大学 産業生態科学研究所 精神保健学研究室 医師 野崎 卓朗 氏)
申込:http://sanpo-kagoshima.jp/information/24.1.4.pdf
平成23年12月末(未確定)現在、休業見込日数4日以上は1,553人(対 前年比11人減),死亡者数15人(対前年4人減)でした。
詳細⇒http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/jirei_toukei/toukei/saigaitoukei_jirei.html
~「職場のパワーハラスメント」の予防・解決に向けた労使や関係者の取組 を支援するために、その概念や取組例を整理~
平成24年1月30日に開催した第6回会合で、円卓会議への報告(職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告)を取りまとめましたので、公表します。円卓会議は今後、この報告を基にさらなる議論を行い、本年3月を目途に、この問題の予防・解決に向けた提言を取りまとめる予定です。(厚生労働省労働基準局労働条件政策課賃金時間室)
内容⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000021i2v.html
~インジウム、エチルベンゼン、コバルト~
3月5日に化学物質のリスク評価結果を踏まえた労働者の健康障害防止措置に関する意見交換会が女性就業支援センター(東京都港区)で開催されます。(厚生労働省安全衛生部化学物質対策課化学物質評価室)
申込等:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020e55-att/2r98520000020e8t.pdf
東日本大震災で生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則(厚生労働省令第152号)が、平成 23年12月22日に公布され平成24年1月1日より施行されました。 (厚生労働省安全衛生部労働衛生課)
内容⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001yy2z.html
平成23年12月22日付けで、厚生労働省労働基準局長より、都道府県 労働局長あてに「東日本大震災で生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則等の施行について」 が発出されました。(厚生労働省安全衛生部労働衛生課)
内容⇒http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-91-1-0.htm
東日本大震災で生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則第十九条第二項の規定に基づき、除染等業務特別教育規程を定める件(厚生労働省告示第469号)が、平成23年12月22日に公示され平成24年1月1日より適用されました。(厚生 労働省安全衛生部労働衛生課)
内容⇒http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-218-1-0.htm
~放射線の基礎知識も解説~
特に第1章は、「電離放射線の種類及び性質」,「電離放射線が生体の細胞、組織、器官及び全身に与える影響」について、イラスト等により分かり易く解説されていますので、当該作業に従事しないが、電離放射線の基礎知識を得ようとする方々にとっても、とても役立つ内容となっています。
詳細⇒http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/120118-4.html
平成23年12月28日付けで、厚生労働省労働基準局長より、都道府県 労働局長あてに「労働安全衛生規則第九十五条の六の規則に基づき厚生労働大臣が定める物等の一部を改正する告示の適用について」が発出されました (厚生労働省安全衛生部) 『有害物ばく露作業報告』に関する通達です。
内容⇒http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-88-1-0.htm
平成23年12月28日付けで、厚生労働省労働基準局安全衛生部長より、都道府県労働局長あてに「有害物ばく露作業報告制度の周知徹底について」 が発出されました。(厚生労働省安全衛生部)今般の改正により、平成24年1月から12月を対象期間とする有害物ばく露作業報告(報告期間は平成25年1月から3月まで)の対象となる物を新たに定めました。
内容⇒http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-89-1-0.htm
平成23年12月28日付けで、厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質 対策課長より、関係団体あてに「労働安全衛生法に基づく新規化学物質の届出等の手続きの一部変更について」が発出されました。(厚生労働省安全衛生部 化学物質対策課)
新規化学物質製造・輸入届において従来、法定の届出書類と別に必要事項を記載して提出いただいていたカード形式の調査票を廃止するとともに、少量新規化学物質確認申請においても一部申請を簡略化し、事業者の負担軽減を図ることとしました。
内容⇒http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-93-1-0.htm
平成24年1月11日付けで、厚生労働省労働基準局安全衛生部長より、都道府県労働局長あてに「塩酸等貯蔵タンクの保守点検・改修工事における労働災害防止対策の徹底について」が発出されました。(厚生労働省安全衛生部) 昨年8月24日、塩酸貯蔵タンクの移設作業中に別の塩酸貯蔵タンク内に労働者2名が転落し死亡するという災害が発生したため、同種災害の再発防止の観点から発出されました。
内容⇒http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-53/hor1-53-1-1-0.htm
分かり易いカラーのリーフレットです。
内容⇒http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suisin/k_15/pdf/s5.pdf
平成24年2月13日に自殺対策強化月間フォーラム「生きる力を支援する~絆から始める」がイイノホール(東京都千代田区)で開催されます。(内閣 府自殺対策推進室)
内容⇒http://www.kizunaforum.jp/
平成24年4月18日(清瀬地区)及び22日(登戸地区)に平成24年度科学技術週間「労働安全衛生総合研究所一般公開」が実施されます。(労働安 全衛生総合研究所)
内容⇒http://www.jniosh.go.jp/announce/2012/open12/index.html
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会において、働くのメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』が開設されています。
映像メッセージ『わたしの体験』,シリーズインタビュー『生きる力』のサイト等、あらゆる方に役立つメンタルヘルス関連の最新情報を提供しています。
内容⇒http://kokoro.mhlw.go.jp/
平成23年11月29日に内閣府特命担当大臣により、官民が協働して自殺対策を一層推進するための特命チームの開催が決定されました。(内閣府共 生社会政策統括官)
「うつ病対策、精神科医療」,「一般医、かかりつけ医」と「精神科医」との連携,「一般医、かかりつけの医師等の自殺対策の取組」,「救急医療における自殺対策の現状と課題」等、関連する多くのデータを入手できます。
詳細⇒http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/kanmin/pdf/kaisai.pdf
詳細⇒http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/kanmin/k_1/index.html
詳細⇒http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/kanmin/k_2/index.html


最近災害・事故が多発している。昨年の3月に発生した東日本地域の地震、津波、これに関連した東電の原発事故、夏場の台風による河川の氾濫、土砂崩れ等により生活の安全・安心が脅かされた。さらには北日本・北陸地域においても、今季の冬は積雪量が多くて、これに輪を掛けたように住民生活に大きな被害を与えた。このように自然災害は、われわれの予想をはるかに超えるような事態をまねくことが多々あります。さて鹿児島労働局によると、昨年における休業4日以上の労働災害発生件数は、1550件(速報値)を超え、鹿児島でも労災事故が1日に4~5件発生していることになる。業態別では、食品製造業、土木・建築工事業、運輸交通業の順に災害が多発しています。対策として、同労働局は事業者がリスクアセスメントの導入を図るなど、労災の発生を予期し、その危険を未然に取り除くことの重要性を述べている。(南日本新聞、H24、1、23日、くらしのページ)
ところで、今季は寒さが厳しくて、インフルエンザがまだまだ流行しています。型別では症状の強いA香港型が多く、高熱の者が多いとか。合併症として脳症、心筋炎等の心配が生じるので、発熱・のどの痛み・関節痛などの症状を認めたら、早めに医療機関を受診しましょう。職場や家庭における外出時からの手洗い、うがいなどの予防対策は十分ですか。また食事や睡眠等への気配りも大事ですよ。